Friday, January 22, 2021

Phenix 24mm F2.8(鳳凰光学)

 中国 鳳凰光学製のレンズです。一昔前の中国製が安かろう悪かろうと言われてた時代のMFレンズです。今は中国製でもAF対応やズーム対応の高性能なレンズが出てきたりして進歩を感じますね。

絞り環とレンズ環は樹脂、それ以外は金属で作られています。見た目は一昔前の安いコシナ製レンズのようです。ピントリングのゴムにレンズ銘が入っていて少しかっこ悪いです。光学の形状的にはPENTAX 24mm F2.8と似ている気がします。広角だからかもしれませんが、ピントリングの回転角は約45度しかありません。
絞り羽根は6枚、マウントは金属製で意外としっかりしています。
前玉は白色、後玉はパープルのコーティング色です。MCと書かれていますがモノコートで面で複数種類を使い分けてる感じでしょうか…。
◆写り

F2.8ではかなりの周辺減光が目立ちます。中央は樽型、周辺は糸巻き型の大きめの歪曲があります。補正はめんどくさそうです。

F8まで絞ると周辺減光は収まりある程度均一になります。


直線の被写体を入れると歪曲が結構気になります。周辺画質は良くないので風景などはかなり絞り込む必要がありそう。ボケも少し汚いかも。
カラーバランスはニュートラルですが赤や青などの原色系はビビッドで映るようです。ダイナミックレンジは狭そうです。


Wednesday, January 20, 2021

mamiya macro sekor 60mm F2.8(TOMIOKA)

マミヤから発売されていた等倍マクロです。富岡製のヤシノンと全く同じで富岡製だと思われます。富岡銘のものやヤシノンよりは比較的安く手に入ります。全群繰り出しの等倍マクロなので最大まで伸ばすと2倍ぐらいの長さになります。作りはものすごくしっかりとしておりかなり重いです。絞らない状態でもレンズを繰り出すほど暗くなるので露出には注意が必要です。


レンズのコーティングはアンバー系で絞り羽根は6枚で正六角形になります。
このレンズは2つ所持していますが、レンズは個体差があり、開放でも絞りが隠れきらないものがあります。

また、製造時期によって微妙にマウントの形状が違います。新しいものにはマウント固定用?の溝が掘られています。

◆写り
IMGP5836IMGP5826 (2)
写りはかなり硬派でぴしっと写ります。ちょっと信じられないぐらいシャープネスが効いてます。質感と立体感がすごいですね。上の2枚はF2.8かF3.5で撮影したものです。
IMGP5887 (2)IMGP5858
その反面ボケは考慮されておらず絞りの6角形がはっきりと分かり汚いです。時代的には模写用途に使われていたからでしょうか。ボケを気にする場合は開放で撮る必要がありそうです。

Monday, January 18, 2021

smc PENTAX 24mm F2.8

K(P)シリーズのレンズです。Mシリーズに24mmがなかったせいか販売期間が長くそれなりにタマ数があります。レンズは中玉にクモリが出ているものが多いので店舗での購入をおすすめします。

◆写り

APS-CのK-30で撮影。お店を正面から。色は少し青味がかかっています。F4かF5.6まで絞ったもので道路部分を見ると周辺部は糸巻き型、中央にかけて樽型の歪曲があります。少々補正がめんどくさそうです。広角レンズでF値を明るくした弊害でしょうか。フルサイズで撮るともう少し目立ちそうです。

青色…空がよく映ると言われているレンズのようです。試しに撮ってみましたが空の色が淡く表現されています。

 

Sunday, January 17, 2021

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

長いこと売られていたシグマの比較的安い望遠ズームレンズです。基本設計はフィルム時代から売られていたものなのでフルサイズ対応です。DGがついているのでデジタル対応はしています。同じ見た目でAPOなしもありますがAPO付きは赤いリングが目印です。APOなしはさらに安いですがあまり評判が良くないです。

レンズ全体は樹脂製でズームリングより先はラバー塗装になってるのでホコリが付きやすい。しばらく経つと多分べとつくと思います。こちらは比較的最近まで売られていたものですが表面処理は複数あるようです。古めのものはラメ入りの塗装だったりします。モータは内蔵してないのでAF音はうるさいです。マクロモードがついていますが切り替えは望遠側のみ対応しています。改造すれば全域マクロモードにできるとのこと…。

◆写り

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_IMG0917-170-300 test
せっかくなのでフルサイズのK-1で撮影。色は寒色系であっさりしています。古いものですが開放でもあまりフリンジは感じられません。安くてもAPOがついているだけのことはあります。長く売られていた理由がわかります。
解像度重視のようで特に中央の解像はかなり良い感じです。ボケや周辺画質、色表現性はあまり期待しないほうが良さそうです。
このレンズは発色が好みじゃなかったので今はもう所持していません。

Friday, September 18, 2020

AmazonベーシックのUV保護フィルターは買ってはいけない


未開封品がたまたま安く手に入ったので見てみます。外箱は見るからに中国製を醸し出しています。
 

フィルター本体はガラス面の反射が白い。K&F Consept製フィルターと比べると一目瞭然です。どうやらコーティング加工がされていないようです。
 
Amazonレビューにもただの素通しガラスと書かれていたりします。UV保護なんて嘘っぱちです。このフィルターは買ってはいけません。ガラス部分を外してただの保護枠として使います。

Sunday, September 13, 2020

タムロンの交換式マウント(アダプトマチック)


タムロンはアダプトールを考案する前のわずか数年の間アダプトマチックという交換式マウントを採用していました。
参考サイト①

アダプトマチック

アダプトマチックはタムロンがTマウントの次に考案した自動絞り対応の交換式マウントです。Tマウントと互換性はありません。マウント部分と、絞り値伝達用のカップラー、固定用のねじ込み式リングの3つで構成されていました。ねじ込み式リングは必ずしも分離するわけではなくSRマウントなどはマウント部分と一体化しています。

取り付け方法

①絞り値伝達用のカップラーを絞りリングの穴に合わせて取り付ける↓
②リングのネジを締めて固定する
③レンズ側の絞り伝達用金具を奥側へ移動する

④マウントを装着してレンズ本体の切り欠き部に位置合わせする

⑤固定用のねじ込み式リングをマウントの上に装着してねじ込む

⑥終了

↓説明書

アダプトマチックのバージョン
アダプトマチックは製造期間が短いながら何度か改良が加えられていました。
大きく分けて3回の仕様変更があったようです。

初期型:金属製のフォーカスリング、絞り環は光沢処理されている
中期型:絞り環の大型化と表面処理を梨地に変更カップラー位置合わせ用の穴を追加(赤丸)。初期型に中期型以降のカップラーを取り付けるにはカップラー側の加工が必要です。

後期型:フォーカスリングをゴムローレットに変更
・同レンズの前期型と後期型の比較
M42マウントアダプターはカップラーを使わないのですべてのレンズに取り付けることが可能です。

まとめ
アダプトマチックはバージョン違いがありアダプターに組み合わせが発生しています。アダプトールと比べて部品点数が多くマウントの交換に時間がかかります。アダプター部の伝達機構がむき出しになっているため、取り扱いに注意が必要です。
現存数が少ないためマウントを収集するのが大変だと思われます。