Saturday, March 13, 2021

Soligor 17mm F4(NORITAR 17mm F4/Rikenon 17mm F4)

1970年代頃にノリタ光学がごく数年製造していた知る人ぞ知る超広角レンズです。描写が気に入り2本手に入れたレンズの一つです。ノリタのオリジナル以外にソリゴールとリケノン銘でも供給されていました。
絞り羽根は6枚で中間クリックはなしです。レンズのコーティングはアンバーでシングルコートだと思われます。ノリタ銘にはニコンレンズのような肉厚な塗装で高級感のある表面仕上げです。ソリゴール銘は一般的な梨地になっています。
更に、ソリゴール銘のものは絞りリングに持ち手が追加されていたり手が加えられています。リケノン銘は所持していませんが、ノリタ銘をベースに表面仕上げを梨地にしたもののようです。

フロントキャップはかぶせ式になっています。
ソリゴール銘にはパッケージが運良くついていました。パッケージによるとレンズ構成は10群11枚のレトロフォーカスのようです。
革製のケースも付属していました。デザインはソリゴールブランド共通のものです。

◆写り
海を撮ったものです。歪み補正していませんが歪曲が殆どありません。直線がまっすぐ映るのは気持ち良いですね。
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マンションや城を写して見ました。城は解放で撮ったものです。色合いは雑味がなくかなりスッキリしています。
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逆光を入れると流石にゴーストが発生しますが全体のコントラストは落ちずにクリアな描写を維持しています。

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