お気に入りでかなり珍しいアダプトマチックレンズ、JOG-25AUになります。この時代の前キャップは軟質のものがついていて文字も小文字のtamronなのが面白いです。
絞り羽は9枚でほんの少し絞ったときは独特な形状になります。
アダプトールのレンズのCT-105と比べてみました。同じ4群4枚ですが鏡胴の大きさとレンズの位置が全然違います。どうやらそのままアダプトール化されたのではなく再設計されたようです。また、最短撮影距離もJOG-25AUは1.2mですがCT-105は1.3mで少しだけ寄れなくなっています。
絞り羽もJOG-25AUは9枚ですがCT-105では6枚に減らされています。ボケ味にも違いがありそう。CT-105はマルチコーティングになっいて進歩した部分もあります。JOG-25AUはモノコーティングなので前玉と後玉の取り扱いには注意が必要です。
■写り
写りは非常に抜けがよくて気持ちの良い写りをします。少し絞り込んだ時の質感の再現力はなかなかです。この時代からタムロンは中望遠が得意だったみたいですね。タムキューのご先祖様というところでしょうか。
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