広角では一番お気に入りのレンズで、二本目をゲットしています。
■入手経緯
中古で手にいれましたが曇っていたので修理しています(後述)。
Kマウントでは24mm以下の広角は貴重です。
特にKシリーズは設計も贅沢で描写も優秀とのことで、ひそかに狙っていました。
まず見た目がかっこいいですね。
丁寧な作りででかい前玉と細いレンズ銘板の組み合わせがたまりません。
同時期の他レンズとくらべて前玉のコーティング色がちょっと違います。
丁寧な作りででかい前玉と細いレンズ銘板の組み合わせがたまりません。
同時期の他レンズとくらべて前玉のコーティング色がちょっと違います。
このレンズは手に入れた状態では中玉に曇りが生じていました。
いわゆるレンズ不治の病、バルサム切れですね。
修理は関東カメラサービスさんが修理を請け負ってくれました。
修理後がこちら↓
きれいに中玉のレンズが再張り合わせされています。
■市場中古の傾向
新宿の某店で一年近く鎮座してたり、都内の複数店で在庫があるので探せば数本は出てくるようです(2016/8月現在)。
殆どは中玉の貼り合わせレンズが曇ってます。
しかもその曇りやすい貼り合わせレンズが2群もあります。
そしてこの時代の広角は前玉のコーティングも傷みやすいようです。
所有しているKシリーズ広角は三本とも、点状の痛みが数点見られます(撮影に影響はありません)
前玉保護としてフィルターを常用したいです。
■写り
1、2枚目はK-1で撮影。写りはすっきりとしていて広角を感じさせません。
色の出方は穏やかです。階調は良いと思います。
しっかりとした描写で開放から使えます。
フルサイズだと四隅の滲みとフリンジが少し気になるかもしれません。
K-3の高解像機でも解像します(3枚目)。
APS-Cの範囲で使う分には不満はなさそう。
歪曲はA20・FA20/2.8より少ない気がします。
夜景では光源に紫の目立つゴーストが出るのが玉に瑕ですね(作例では補正しています)。
ビルなどガラスが多い建物の反射とかにフレア?ゴーストが乗りやすい気がします。
逆光耐性はM20/4のほうが強そうです。
<追加>
一枚目はF4で撮ってます。
色はナチュラルです。
パースをかけると流石に歪みが出ています。
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