マミヤから発売されていた等倍マクロです。富岡製のヤシノンと全く同じで富岡製だと思われます。富岡銘のものやヤシノンよりは比較的安く手に入ります。全群繰り出しの等倍マクロなので最大まで伸ばすと2倍ぐらいの長さになります。作りはものすごくしっかりとしておりかなり重いです。絞らない状態でもレンズを繰り出すほど暗くなるので露出には注意が必要です。
レンズのコーティングはアンバー系で絞り羽根は6枚で正六角形になります。
このレンズは2つ所持していますが、レンズは個体差があり、開放でも絞りが隠れきらないものがあります。写りはかなり硬派でぴしっと写ります。ちょっと信じられないぐらいシャープネスが効いてます。質感と立体感がすごいですね。上の2枚はF2.8かF3.5で撮影したものです。
その反面ボケは考慮されておらず絞りの6角形がはっきりと分かり汚いです。時代的には模写用途に使われていたからでしょうか。ボケを気にする場合は開放で撮る必要がありそうです。
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