Friday, February 11, 2022

Tamron 38-100mm F3.5(CZ-38M) アダプトール

タムロン初期の高倍率ズームになります。前身にSZ-38がありますがこちらは少し寄れるようになっているみたいです。

巨大な前玉、フィルター径は67mmあります。持つとずっしり重い。絞り羽は6枚になります。鏡胴はつやつやしていて指紋の跡がつきやすい。

通常の最短撮影距離は1.4mで寄れませんが、マクロ用のヘリコイドがついています。このヘリコイドを最大まで回すと1/4のクォーターマクロになります。この時ズームリングの機能もピント調整になります。

■写り
カラーバランスは青みがかかっています。さすがに色乗りは良くないですが順光ではそれなりに映ります。絞り込むと周辺の光量落ちもほぼなし。ただ、周辺部の流れは大きめ。逆光にも弱めでハロが起きやすくオールドレンズらしい写り。




■マクロモード
開放だと滲みが多めです。F5.6まで絞り込むとそこそこシャープになりますが、1/4までなので小物撮りでは思ったよりは寄れません

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