パッケージと値札、説明書と保証書など
Sunday, November 21, 2021
Friday, March 19, 2021
超広角レンズの歪曲収差比較
所持してる広角レンズの歪曲を比較してみました。上部だけのきつい条件です。中央部の歪みなどはわかりませんが参考までに。K-1Ⅱで撮影し絞りはすべてF8にしています。明るさや明瞭度は変更しているのであまり参考になりません。
◆単焦点レンズ(20mm未満)
・Irix Firefly 15mm F2.4
・COSINA Carl Zeiss 18mmF3.5
・RMC Tokina 17mm F3.5(SL-17)
中央部に樽型の歪曲収差が少し目立つ
・NORITAR 17mm F4(Soligor/Rikenon)
周辺部の糸巻き収差が少し目立つ
・SIGMA XQ 18mm F3.2(SIGMA YS)
年代の割にかなり歪曲収差が少ない
・SIGMA MF 18mm F3.5(ZEN塗装)
中央部に樽型の歪曲収差が目立つ(XQより後発なのに性能が悪くなってしまっている
※解像度などは上がっている
・smc PENTAX 18mm F3.5
◆単焦点レンズ(20mm以上)
・Samyang MF 20mm F1.8
・Carl Zeiss Jena Flektogon 20mm F2.8
◆ズームレンズ(広角端)
・Cosina MF 20mm F3.8
中央部の樽型、周辺部に糸巻き型の歪曲収差が少し目立つ
・Auto Tamron 21mm F4.5
中央部の樽型、周辺部に糸巻き型の歪曲収差が目立つ
・SMC PENTAX 18mm F3.5
・SIGMA 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL
Saturday, March 13, 2021
Soligor 17mm F4(NORITAR 17mm F4/Rikenon 17mm F4)
1970年代頃にノリタ光学がごく数年製造していた知る人ぞ知る超広角レンズです。描写が気に入り2本手に入れたレンズの一つです。ノリタのオリジナル以外にソリゴールとリケノン銘でも供給されていました。
絞り羽根は6枚で中間クリックはなしです。レンズのコーティングはアンバーでシングルコートだと思われます。ノリタ銘にはニコンレンズのような肉厚な塗装で高級感のある表面仕上げです。ソリゴール銘は一般的な梨地になっています。
更に、ソリゴール銘のものは絞りリングに持ち手が追加されていたり手が加えられています。リケノン銘は所持していませんが、ノリタ銘をベースに表面仕上げを梨地にしたもののようです。
フロントキャップはかぶせ式になっています。
ソリゴール銘にはパッケージが運良くついていました。パッケージによるとレンズ構成は10群11枚のレトロフォーカスのようです。
革製のケースも付属していました。デザインはソリゴールブランド共通のものです。海を撮ったものです。歪み補正していませんが歪曲が殆どありません。直線がまっすぐ映るのは気持ち良いですね。
Saturday, March 6, 2021
SIGMA PROTEL YS 200mm F2.8(YSマウント)
シグマのYSシリーズの単焦点、200mm F2.8です。YSマウントなのでマウントを変えればどんなカメラにでも付きます。
YS300mmF4と同じくヘリコイドが二重になっており、マクロモードが付いています。
レンズのコーティングは薄いアンバーでシングルコートに見えます。
絞り羽根は8枚、内部を覗くと反射防止が不十分な事がわかります。
絞り羽根は8枚、内部を覗くと反射防止が不十分な事がわかります。
ピントリングなど一部の部品はYS300mmのものを流用されているようです。
300mmF4のフィルター径は77mmなのですが、YS200は72mmなので77mmの彫り込みを抉って72mmにするなど大胆な追加工がされています。
例によって状態は良くなかったので一度バラして清掃しています。絞り羽根のすぐ後ろのレンズだけは鏡胴に完全に固定されていて外せないので清掃に注意が必要です。
◆写り
ほぼ全て解放で撮ったものになります。
順光ではそれなりに写ります。色味はあっさりしています。
太陽光や金属など光を反射するものが入る場合ファインダーは白くなりかなりコントラストが落ちます。フードをつけても特に改善はしないので内部反射のせいだと思います。デジカメで撮っているのでオートホワイトバランスでどうにかなっています。
最後にマクロモードです。YS300mmと同様に滲みが多くなりますがピント部はきちんとしています。
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