Saturday, December 10, 2016

SIGMA APO 170-500mm F5-6.3 ASPHERICAL RF

シグマの昔の超望遠ズームです。
現在の50-500mmのご先祖様的なレンズです。この後150-500mmが発売されました。
このレンズはでかい上に、写りがイマイチだったのでほとんど使用しないまま手放しました。
レンズ本体を撮った写真は残っていません。

このレンズはフィルム時代から有るレンズです。
当時はデジタルの移行期でコーティングに起因するデジイチと相性が各社問題になりました。
そのためマイナーチェンジでデジタル対策版が発売されています。
違いはコーティングとグリップの形状で、自分が持っていたのはデジタル対応前のものです。
対策版では少し写りは改善されてるかもしれません。

三脚座の手前にピントリングがありますが、回転角が狭く変な感触なのでMFは不向きです。
あと、この時代のシグマのレンズは鏡胴にラバー塗装されているので経年劣化でベトベトしてきます。
私はラバーコーティングが大嫌いです。耐久性が悪いし、触り心地もいまいちだからです。
三脚座は取り外せるので三脚座を紛失してしまっている中古品をよく見かけます。
三脚座はTS-21という型番で売っているので新品で買えます。

■写り
K-3とK-1で撮影した写真を幾つか記録として記載します。


それぞれ写真の焦点距離と絞りは下の順です。
[170mm   F8][330mm  F8]
[200mm F11][500mm F11]
APOと名の付いている通り、あまりフリンジはないような気がします。
線が太い写りです。


同じく
[170mm F11][500mm F11]
[170mm F11][170mm F11]
流石に古いズームレンズなので少々古さを感じさせます。
大気の状態を拾っているのか、遠景では少しもやがかかったような、ピントが合っていないような写真が撮れたりします。

ここまではすべて手放す前にK-1で撮影したものです。
次はK-3で月を撮影したものです。
Full moon 2015/09/27
APS-Cで500mmを使っても大きさはこんなもんです。
フルサイズで撮ったらもっと小さく写るんでしょうね…。

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