安くてよく写ると評判のリケノンです。
リケノンの標準画角のレンズにはF2とF1.7、そして珍しいものでは55mm F2.2があります。
F2も以前所持していましたが。今回はF2よりは若干見ないF1.7になります。
実は標準画角のレンズもそれなりに持っているのですが、今まで書いたのはマクロレンズばっかりで通常の標準レンズを紹介するのは今回が初めてになります。
こちらは後期型なので外装の殆どがプラ製になっています。
それとヘリコイドが小型化されて最短距離が60cmに伸びて寄れなくなっています。
寄れなくなった代わりにパンケーキほどとは言えませんが、かなり小さいレンズに仕上がっています。
絞り羽根は6枚のせいかボケはほんの少し固めです。シャープさもあってか現代的な写りにも見えます。
前期型はF1.7の方はあまり見ませんね。見た目はF2の前期型とほとんど同じです。
前期型は金属製で重厚感があります。
前期型の多くはグリスの劣化なのかヘリコイドがかなり重くなっています。
キャップはラバー製で安っぽいですが取り外ししやすいです。
元々レンズの値段が安いですしね。
■写り
K-1と一緒に夏に地元の山に登って撮ってきました。
F2が開放からかっちりしてるのに対して、こちらの1.7ではすこし収差が残っています。
山頂のやつと倒れた木の写真は確か開放で撮ったものです。
中間絞りがないのでF1.7の次はF2.8になります。
一段絞るとかっちりした写りに変化します。
SMCの純正レンズとは違い多少白飛びはしやすく思います。
右下は空が白飛びしちゃってます。
こういう場面で多重露出を使えばうまく撮れるんでしょうか。
カラーバランスはニュートラルです。
素直によく写るなーという印象です。安心して持ち出せるレンズの一つでしょうか。
後期型の小ささも持ち出し易さに一役買ってます。
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