Tamron SP 500mmを探していたはずが、銀座の某店で見つけてしまったのが運の尽きでした。
入荷したばかりでまだネット在庫にもなく、その場の勢いで買ってしまった一本です。
外見は結構きれいです。こちらはシリアルを見ると後半に生産されたレンズのようです。
注意深く見るとレンズ名が記載されてるフィルター枠の表面処理が他のKシリーズ、ネットで見た個体と違っています。
どうやらこのレンズは途中で削りだし加工に変更されたみたいです。
シリアルナンバーが若いレンズの方が梨地処理でコストがかかっています。
→あるようです。
見ればわかる通りフィルターを内蔵してます(CLOUDY/SKYLIGHT/Y2/O2)
UVがないのでデジタルでは使い辛いですね。
超広角で前にフィルターを付けるとケラれやすいので、後ろにゼラチンフィルターを取り付けるフィルター枠がついています。↓
■フード
逆光ではさすがにゴーストが発生するのでフードが必要になります。
フード純正品が全然見つからないので某ブログの方を参考に代替のフードを手に入れました。
PENTAX-A(FA) 20mm F2.8用のMH-RB 67mmです。
そのままではつかないので更にKenko 58mm→67mmステップアップリングを介して取り付けます。
この組み合わせではフルサイズでもケラれは生じず使えます。
MH-RB 67mmは市場在庫のみなのでほしい人は手に入れときましょう。
■ケラれの問題
このレンズは前玉がでかいのでふとした拍子に傷がつくのが怖いです。コーティング保護もしたいので前にフィルターをつけています。
普通のフィルターを付けただけではケラれは生じません。(PLフィルターは怪しい)
ですが困ったことにフィルターと前述のフードを組み合わせると四隅がほんのわずかにケラれます。
手持ちでケラれないフィルターを探したところこれだけは大丈夫でした
→ZEROPORT JAPAN MC-UVフィルター 58mm RED
極薄ですがフィルター枠が赤いので見た目はちょっとあれです…。あとコート性能もあんまり信頼できない…
■写り
K-1で撮影。CLOUDYフィルターで撮ってます。
さすがに超広角だけあってF8まで絞っても周辺の収差は消えないです。
開放では緩い写りになります。(二段目左)。
二段目左下、逆光ではゴーストがでますね。(画面外右上に太陽、フードなし
フィルターを中途半端な位置で止めると変な写真も撮れます(左)。
きつい条件だとそれなりに歪みます(右)。
K20mmF4より解像力と歪曲、収差性能は何段か落ちます。
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